

「洗心亭」(県指定)
城内に唯一残る江戸時代の建造物。「墨絵の御茶屋」と呼ばれた茶亭であったといわれ、天保8年(1837)に阿武隈川河畔に移築され藩主の釣茶屋として利用されていたものが、明治40年(1907)、元の所在地とみられる現在地に再移築されたものです。
「二本松城跡のイロハカエデ」(市指定)

回遊式庭園内に植えられた樹齢350~400年の古木であり、樹勢は旺盛で秋季には見事な紅葉をみることができます。
「傘松」(市指定)
回遊式庭園内に植えられたアカマツの古木で、“八千代の松”ともよばれます。一本の幹から傘状に枝を伸ばし、東西約14mを測ります。推定樹齢300年。
「るり池」「布袋滝」「洗心滝」「七ツ滝」

るり池

布袋滝

洗心滝

七ツ滝
「加藤口寸句碑“清水のめは 松に生るゝ 風のあり”」

口寸は明治から昭和にかけて福島県を代表する俳人。教育者でもあり、郷土史研究家としも多くの功績を残した人物です。昭和18年3月、門人たちにより建立されました。
「明治天皇行幸碑」「貞明皇太后行啓碑」

明治天皇が明治9年の東北巡幸の際に二本松製糸会社を訪れたことを示す碑と、貞明皇太后が昭和25年に会達製糸会社(市内本町に所在、平成7年まで操業)を訪れたことを示す碑です。いずれも旧建立地の開発に伴い、当地に移設されました。