大山忠作美術館企画展「二本松市新規収蔵作品展」
二本松市新規収蔵作品展 「日本画家平尾秀明と洋画家高野清二の世界」
![]() 平尾秀明《グレートコンドル》 改組第21回日展「特選」 | ![]() 高野清二 ※作品名不詳 |
平成29年10月14日(土曜日)から11月12日(日曜日)
前期:平尾秀明画伯メイン展示10月14日(土曜日)から10月29日(日曜日)
後期:高野清二画伯メイン展示10月31日(火曜日)から11月12日(日曜日)
一般200円/高校生以下100円
※大山忠作美術館に入館された方は無料(美術館入館券提示)
平成29年10月30日(月曜日)
会場二本松市市民交流センター3階市民ギャラリー
出展作家紹介平尾秀明(ひらお ひであき)
昭和18年岐阜県瑞浪市出身。日本画家。
金沢美術工芸大学で学び、日展(日本美術展覧会)を中心に活動。
文化勲章受章者である橋本明治氏に師事したのち、大山忠作画伯に師事することとなる。
美大在学中より「鳥」をテーマに描くことが多く、「鳥」をモチーフとした作品を多く発表し、躍動感にあふれた様々な表情を描いてこられました。
日展では、2度の「特選」を受賞し、日展審査員も務められています。
現在、日本画壇の中心で活躍されています。
高野清二(たかの せいじ)
昭和6年福島県二本松市出身。洋画家。
武蔵野美術学校で学び、在学中に日展に出品した作品が入選し、恩師のもと創元会で活動しました。
退会後、グループ展や個展を中心に活動。本市で、中央で活躍した数少ない洋画家の一人です。
神奈川県逗子市に拠点を移した後は、画塾を開き、後進の育成に尽力されました。
「絵は売るものではなく見るもの」を信条に、平成24年3月に生涯を閉じられるまで、「絵描き」としての人生を全うしました。
東日本大震災後の福島県に心を痛め、「自分に何かできることは」を問いかけ続けていたそうです。
寄贈された作品は、本県復興への一助となるよう氏の意向を受けたものです。
二本松市では、新たに寄贈のあった作品を皆様に披露するため、「二本松市新規収蔵作品展」を開催いたします。本展では、日本画家平尾秀明氏と洋画家高野清二氏の作品をご覧いただくことができます。
平尾秀明氏は、現在も日展(日本美術展覧会)で活躍中の日本画家であり、本市出身で文化勲章受章者の日本画家大山忠作に師事するなど、本市ともつながりの深い方です。日展出品の日本画計19点を寄贈いただきました。
高野清二氏は、本市出身の洋画家であり、神奈川県逗子市に拠点を移し、絵画塾を主宰するなど美術の発展に尽力され、平成24年に亡くなられました。氏の没後、故郷である本市に遺された作品と資料約540点あまりを寄贈いただきました。
本展では、会期を2期に分け、前半に平尾秀明氏、後半に高野清二氏メインで作品を展示します。(会期中に作品を入れ替えます。)
二本松ゆかりの二人の画家の表現豊かな作品、創作活動の軌跡をどうぞご覧ください。
交通案内
- JR東北本線:二本松駅下車…徒歩3分
- 福島交通バス:二本松駅前下車…徒歩3分
- 東北自動車道:二本松ICより約5分
二本松市市民交流センター北側の立体駐車場をご利用いただけます。(施設会館時間内に入場の場合1時間無料。以降1時間100円)